ぼくは半年かけて転職した大企業を9ヶ月で退職した経験があります。
理由は簡単、「合わなかった」からです。
では、なぜ合わなかったのでしょうか。
自分と企業の分析が足りてなく、なんとなく良さげなところに転職したからです。
いくら周りからホワイト企業といわれていても、自分に合う/合わないがあります。
この記事は以下のようなに悩んでいる方むけに書いています。
・転職したいけど自分に向いているものがわからない
・自分にあった企業がわからない
・どうやって企業を判断したらよいか知りたい
・働きやすい企業にいきたい
具体的には自己分析にオススメのサービスを紹介します。
無料で利用できるサービスなので安心してください。
次に、自分に合った企業を見つけるための『会社四季報』の使い方を紹介します。
確認する項目ごとに説明するので、あまり構えずに読んでください。
自分にあった企業を見つけるまでの流れを一通り紹介するので参考にしてください!
四季報を利用して、転職先候補の業績を分析する方法は『【自分にあった転職】四季報を活用して優良企業へ転職する方法|業績より分析』を参考にしてください。
四季報を使うメリットについても説明しています。
自己分析 – コンピテンシー診断 –
間違った転職をしないためには、自分がなにを望んでいるのか知る必要があります。
「当たり前じゃん!」って思うでしょうが、意外とできていない人が多いです。
ぼくも「ほかの会社ならいいやー」と転職自体が目的になっていたことがあります。
しかし、自分を知るといってもなにをしたら良いか、なにをしたいのか、わからないことも多いでしょう。
そこで役立つのがコンピテンシー診断です!
コンピテンシーとは
高い成果を出している人の行動特性を分析して、成果を出すことができる理由がコンピテンシーです。
コンピテンシーとは、組織の置かれた環境と職務上の要請を埋め合わせる行動に結びつく個人特性としてのキャパシティ、あるいは、強く要請された結果をもたらすものである
wiki(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC)
なんとなくはわかった気がするけど、よくわからないですよね。。。
たとえば、ある業界で高い業績を残している人がいたとします。
その人がどういう姿勢で業務に取り組んでいたのか分析し、どの部分が成果を出すことに繋がったのかが当たります。
その他にもルーティンで行っている行動パターンも当てはまります。
コンピテンシー診断の重要性
転職する上で、コンピテンシー診断を行うことで、以下のことを把握することができます。
・向いている仕事がわかる ・自分の強み ・得意な人間関係/苦手な人間関係 ・どういったことにストレスを感じやすいのか
一般的に上記のことを考慮せず、残業時間、給与、離職率、労働時間などのみ考えて転職する人が多いです。
それでも一見すると満足できる状態になるかもしれません。
しかし、転職して後悔する人はコンピテンシー診断のように自分の本心、特性を映し出したものを考慮していません。
コンピテンシー診断を行った上で、転職すれば、必ず満足度を高めることができます!
コンピテンシー診断ができるサービス紹介
無料でコンピテンシー診断ができるサービス『ミイダス』を紹介します。
「ミイダス」は転職サイトであり、転職に合わせたコンピテンシー診断を行うことができます。
具体的には以下を分析することができます。
・職務適性 ・パーソナリティの特徴 ・ストレス要因 ・相性の良い上司・部下のタイプ など
200万人以上の転職別、年齢別、学歴別の年収データを公開してくれています。
また、7万人の転職実績データから診断されるので、精度の高い分析が可能になります!
経歴書などの事前準備は必要なく無料で診断することができるので、是非試してみてください!
四季報を利用した企業分析 – 働きやすさを見極める-
自分の分析ができ、『ミイダス』などの転職サイトに登録するといくつか候補企業があがってきます。
『会社四季報』を利用して、候補の中から働きやすい企業なのか分析する方法を紹介します。
「転職サイトの情報で分析すればよくない?」と思った方もいるでしょう。
もちろん、給与や労働時間といった契約関係は転職サイトで見ればよいでしょう。
しかし、事業などの企業情報については良いように書かれていることが多いです。
企業も転職サイト運営会社も、転職してくれることを目的としているからです。
一方、『会社四季報』は東洋経済新報社が作成しているため、誰かの肩を持つことはなく、公平な情報のみ記載されています!
働きやすい企業か分析する際に、四季報を利用する方法を紹介します。
ワンマン経営の確認
一般的にワンマン経営は、社長が会社を私物化したりすることで、悪いイメージがあります。
しかし、実はスピード感をもって一貫した経営を行えているケースも多いです。
もし社長のワンマン経営をしており、社長の考えに納得することができたら、自分と企業の方向性が近いので、働きやすい環境が整っている可能性が高いです。
具体的には【役員】欄の「社長」項目と【株主】欄が一致しているか確認してください。
企業の所有主は株主です。
その株主と社長が同一人物であれば、歯止めとなる要素もないので、ワンマン経営が可能となります。
もし創業者でもある場合は、一貫した経営方針をもっている可能性が高いです。
従業員の状況
【従業員】欄に平均年収、平均年齢が記載されています。
また、【設立日】欄と合わせると、会社の若さ、従業員の若さを確認することができます。
設立から長いが、平均年齢が低い場合は、退職率が高い可能性があるので、注意しましょう。
短期間に集中的にスキルを身につけることが目的であれば、そういった企業もよいと思います。
しかし、長く勤めるのは難しい傾向があるので、参考にしてください。
効率的な事業を行っているか
いかに効率的に利益を上げているかが重要になります。
効率的に利益をあげることができていれば、新しい事業を立ち上げて成長したりすることができるでしょう。
効率的に利益をあげれているかは、【指標等】欄に「ROA」と「ROE」という項目を使用します。
・ROA : 純利益 ÷ 総資産 × 100 ・ROE : 純利益 ÷ 自己資本 × 100
ROAはもっているお金のうちの利益の割合を表しています。
この数字が低い場合、資産を無駄に持ちすぎており、うまく経営できていない可能性があります。
ROEは自分のお金(負債を除いたもの)のうちの利益の割合を表しています。
この数字が低い場合は、使えるお金があるにも関わらず、新しい事業を始めたり、といったチャレンジが少ない可能性が高いです。
効率的に事業を行っているのか判断する際は同じ業界、業種の複数社で分析してください!
ROA、ROEは業界、業種によって大きく変わってくるので、他業界と比較しても意味はありません。
最後に
自分に合った企業に勤めることができたら、ストレス少なく前向きに働くことができるでしょう。
そういった環境を見つけることができたら、自然とスキルも成長させることができ、どの社会でも通用する人間になれます。
逆に自分に合っていない環境で働き続けても、ツラいことに耐え続けるだけで、スキルも身についていきません。
そうなると今はなんとかなるかもしれませんが、今後、会社の状況が変わったとき、リストラされたときなど、どこすることもできなくなる可能性があります。
スキル、メンタル、豊かな生活などのために、自分に合った職場を見つけてください!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!!
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