ひと昔前は大企業に就職したら人生クリアでした。
しかし、現代では変化のスピードが早く、動きづらい大企業では無理が生じてきています。
つまり、就職したからといって、クリアにはならないのです。
自分の身は自分で守らなければいけないのです。
そのための1つの要素は資産運用です。
この記事では資産運用のうちの1つ株取引を始める前提知識を説明します。
ちなみにぼくは、6年前から株を始めて、年利3%で運用しています。
以下のような方は是非読んでみてください。
・これから株取引を始める
・資産運用が大事なことはわかっているが、なにをしたらよいかわからない
・資産運用の必要性がわからない
基礎の基礎から説明していくので、すでに株取引されている方は復習としてさらっと見直してもよいと思います。
基本となることを忘れているかもしれません。
では始めていきましょう!
現代の状況【資産運用は当たり前】
企業に就職できたら勝ち組という考え方は古いです。
どんな大きな企業に勤めることができても、リストラの可能性はあります。
つまり、自分のスキルを伸ばして、自分の身は自分で守らなければいけません!
自分の身を守る方法の1つが資産運用です。
現代では必須スキルといってもよいと思います。
お金の使い方を学んでおかないと、将来のリスクが非常に高くなります。
よく言われることですが、年金も期待できないですよね。
自分で資産を運用して、将来に備えておきましょう!
貯金はどうなの?って思う方もいると思います。
簡単な数字で紹介します。
預貯金と資産運用
簡単にいうと、預貯金と資産の運用の違いはお金の持ちかたが異なるだけです。
具体的な違いはお金のあり方、金利、リスクです。
預貯金
・お金のあり方:銀行、ゆうちょ、JAなどにお金を預ける形。
・金利:0.0002〜0.2%程度。
・リスク:預けたお金はまず、減ったり、なくなったりしない。
簡単にいうと、増えることはないが、減ることもない、といった感じです。
金庫みたいなイメージですね。
資産運用
・お金のあり方:お金をなにか別のものに変えて持つ。
・金利:運用次第。預貯金より高くなる可能性が高い。
・リスク:運用失敗すると、減ること、0になる可能性がある。
預貯金と比べると、リスクがある分、お金を増やすことができます。
運用方法によって、金利は異なります。
やり方によっては低リスクで預貯金より、高い金利にすることが可能です!
ちなみにぼくは、年3%で運用しています。
資産運用の1つ、「株」について紹介してきます。
株の仕組み
株とは企業に対する出資です。
企業は株を買ってもらうことで、小さな資産でも、大きな事業を進めることができます。
事業を始めるためには、ヒト・モノ・カネが必要です。
・ヒト:労働者
・モノ:オフィス、土地、機材
・カネ:資金
簡単な流れは以下になります。
・企業を信頼したら株を買う
↓
・企業は資金を得て、事業を進める
↓
・事業が成功すると評価が上がる
↓
・株の価値があがる
リスクとしては、企業の評価が下がると、株の価値が下がるということ。
株式会社が倒産したときは、株の価値が0になります。
合名会社の場合は、さらにリスクがあり、個人財産で損失分も払わなければなりません。
注意してほしいことは、倒産しない限り、株価の動きに事業が成功するかどうかは関係ない!ということです。
買う人が増えると、株価があがります。
逆に、売る人が増えると株価が下がります。
株を取得することで得られる権利
株を取得するといくつかの権利を得ることができます。
それぞれの権利について説明します。
残余財産分配権
企業が解散する際に、負債を返済しても財産が余る場合、残った財産の分配を受けることができるができます。
これは持っている株数に応じて受け取ることができます。
配当
企業が得た利益の分配を受けとることができます。
配当は、現金で受け取るものと、株券で受け取るものがあります。
これは事前に調査しておきましょう。
経営参加権
株主総会に出席し、経営の意思決定について、発言・投票することができます。
これは代理人によるものでも、書面によるものでも可能です。
代表的な権利の1つです。
株主優待
株の保有数に応じて、企業の商品やサービスの割引券、無料件などを受け取ることができます。
株主優待を活用して生計をたてている、桐谷さんが有名ですよね。
その他にもいくつかの権利がありますが、基礎的なところではこれらを理解していたら問題ありません。
株券の売買
株取引の目的でもっともイメージがしやすいものは売買によって儲けることです。
なかには配当、株主優待を目的としたものもあります。
売買によって儲ける場合は、安く買って、高く売る、それにつきます!
当たり前ですよね。
実は他にもあるのですが、基礎編ではそれだけ理解できたら大丈夫です。
売買を行うためには証券会社で口座を開設する必要があります。
こちらについては後日紹介します!
また、取引が可能なのは市場が開いている間だけです。
・前場:9:00〜11:00
・後場:12:30〜15:00
FXは常に売買することができますが、株の場合は時間が決まっているので注意しましょう!
まとめ
なんらかの資産運用を始めなければマズいこと、株を始める上での前提知識はわかりましたでしょうか。
なんとなく、株ってどういうもので、どういうことを考える必要があるのかわかっていただけたら大丈夫です!
今後、より具体的な考え方について紹介します!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!!
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