【マーケティングの歴史】自分で考えるための知識|コトラー提唱の歴史+α

【マーケティングの歴史】自分で考えるための知識|コトラー提唱の歴史+α ビジネス
【マーケティングの歴史】自分で考えるための知識|コトラー提唱の歴史+α
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どんなことでも、これまでの歴史から学べることは多いです。

これまでどう考えられ、どういう方向に変わったのか理解することで、これからのことも自分で考え予測することができるようになります。

マーケティングにおいても時代によって役割、方法が変わっていきます。

この記事ではマーケティングにおいて知らない人はいないフィリップ・コトラーさんの提唱してきたマーケティングの定義、歴史を紹介します。

最後に現代の購入プロセスについて説明します!

以下に当てはまる方は参考にしてください。
・ビジネスがうまくいかない
・活動の方針が立たない
・マーケティングについて自分で考えられるようになりたい
・先々に不安がある

最後まで読んでいただけたら、これまでの動きを理解することができ、自分で考えるための知識を身に着けることができるはずです。

これからの動向について自分で予想してみてください。

コトラーさんの語るマーケティングの定義

コトラーさんの語るマーケティングの定義

まずマーケティングとはどういったものなのか理解しておきましょう。

よく販売するための方法と考えられがちですが、全く違います!

『コトラーのマーケティング・コンセプト』に記載されていた定義をわかりやすくして紹介します。

マーケティングは生産物(商品)の処理方法がわかる技術ではない。
本物の顧客価値を生み出す技術である。
同時に顧客の生活向上を支援する技術でもある。

コトラーのマーケティング・コンセプト

マーケティングとは売るためのテクニックではありません!
よくテクニックとして紹介されている記事、書籍をみかけます。

どのようにしたら顧客のニーズを満たすことができるのか、そこに焦点を当てて注力するものです。

顧客を意識して考えるようにしましょう!

マーケティングは短期的な販売活動ではない。
長期的な投資活動である。

コトラーのマーケティング・コンセプト

販売だけに絞ったものではありません。
ビジネスを成立させるための根幹という認識をもっておきましょう!

しっかりとマーケティングを学び、活動していけば、長期的にみて安定した成長を遂げることができるでしょう。

マーケティングの役割は、変化するニーズを収益とする機会に変化することである。

コトラーのマーケティング・コンセプト

いまマーケティングを学んだからといってこれから数十年通用することはありません。

市場、顧客のニーズは刻一刻と変化していきます。

変化に合わせてニーズを収益に変えていくことを意識し続けましょう!

マーケティングの歴史

マーケティングの歴史

マーケティングにおいて、これまで4つの変化がありました。

それぞれ、どのような状況で、どう変化していったのか説明します。

マーケティング1.0【1900年代】

供給より、需要が多く商品中心の時代です。

マスマーケティングといわれるものになります。

作ればある程度売れていく状況でした。
良い時代ですね!

重要になってくるのは大量生産です。

イメージとして提供者の方が強く、「これでいいから買って!」みたいな感じです。

知ってもらうことができれば、自然と売れていきます。

マーケティング2.0【1970年代】

日本はまだこのマーケティングを行っているという声もあります。。。

顧客中心の考え方になります。

技術が成長していき、大量に商品を提供することができるようになっていきました。
そうすると、供給が需要を上回り、価格競争が起こり始めました。

この時点で顧客が提供者より強くなってきました。

イメージとしては「いろいろあるから買うの選ぶわー」みたいな感じです。

ここで重要になってきたのが、ニーズを満たしていくということです!

マーケティング3.0【1990年代】

価値中心の考え方になります。

SNSなどソーシャルメディアが登場してきたことで、口コミの影響力が強くなってきました。

これまでは大企業が提供したものは信頼できるといった風潮がありましたが、そういった数字だけでは評価されなくなりました。

重要となってきたのは、社会貢献・存在意義です!

提供者、顧客、どちらが強いといった形はなくなり、協働する形となっていったのです。

提供者は顧客のことを考えてより良い商品を作り提供していく。
顧客は提供者が行っていることを評価して自分が認めた商品を買っていく。

イメージとしては「信頼できるから買うよー」といった感じです。

マーケティング4.0【2010年代】

自己実現が中心となる考え方になります。

よい商品であることは当たり前となり、その上で、それぞれの顧客の自己実現欲求を満たしていくことが求められます。

スマホケースなどがわかりやすいです。
スマホの耐久性の向上だけではなく、デザイン性にこだわり、自分という人間をアピールするためのツールとすることができます。

イメージとして「私はこういう人間ですー」といった感じになります。

重要なことは宣伝活動を行うのではなく、ファンを作っていくということです!

ある会社から「うちのサービスは〇〇が優れています」と言われるより、関係ない人の「〇〇がよかった」という声のほうが買う気になりますよね。

また一度ファンを作ることができたら、↑みたいに顧客から宣伝してくれます!

いかに顧客に宣伝してもらうか考えていきましょう!

現代の購入プロセス

現代の購入プロセス

これまでのマーケティングでは4Pが重要視されてきました。

4Pとは以下に焦点を当てて顧客のニーズに答えていく考え方です。
・Product:製品
・Price:価格
・Place:流通
・Promotion:販売促進


現代では購入のプロセスにおいて5Aという考え方がでてきました。
1)Aware :認知
2)Appeal :訴求
3)Ask :調査
4)Act :行動
5)Advocate :奨励


それぞれ紹介していきます。

1)Aware :認知

顧客に知ってもらうプロセスになります。

具体的にはSNSでの評判、ブランド広告などがあります。

これまでの経験から知ってもらうこともあります。

2)Appeal :訴求

目に止まったものから、少し興味が湧くプロセスです。

ぼくもTwitterを流し見していたら、ふと止まって見入ってしまうことがあります。

なにが原因かわからないけど、気になってもらうことが重要です!

3)Ask :調査

気になったものがあると、自分でいろいろと調べ始めます。

ぼくは最近、ある芸能人がテレビで紹介していた『BLUE GIANT』という漫画が気になり、具体的にどういった内容なのか、なにが面白いのか調べて購入しました。

ネットで評判を調べたり、すでに使っている周りの人に聞いてみたりするプロセスになります。

4)Act :行動

実際に購入するプロセスになります。

調べたことで、購入することに値するものだと判断できたら、このプロセスに入ります。

5)Advocate :奨励

もっとも重要なプロセスです。

実際に購入して使ってみて、よい場合、知人に伝えたり、SNSで紹介したりします。

また、ブランドとして気に入った場合は他の商品も気になり始めます。

このプロセスまでくる顧客が増えていけばビジネスとして安定することができます!

まとめ

マーケティングにおいて日本はまだまだ遅れているようです。。。

つまり、最新の動きをしていけば効果は上がってくるでしょう。

これまでの歴史を元に自分なりにどう活動していけばよいのか考えてみてください。

また、今後どういったマーケティングをするとより良いのかも予想してみてください。
ぼくなりにも考えていることがあるので、よかったら、Twitter,お問い合わせフォームから意見交換できたら嬉しいです!

この記事であなたの人生がよりよくなったら、すごく嬉しいです!!!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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