【稼ぎ方が増える】信用取引の仕組みとできること|コストと注意点の説明

【稼ぎ方が増える】信用取引の仕組みとできること|コストと注意点の説明 株知識
【稼ぎ方が増える】信用取引の仕組みとできること|コストと注意点の説明
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こがた
こがた

こんにちは、こがたです。


いきなりですが、株式投資/トレードで稼ぐには「安く買って、高く売る」だけだと思っていませんか?

信用取引を行えば空売りが可能になり「高く売って、安く買う」ことが可能になります。
また期間によって手数料などのコストを安くすることができます!

対象者
  • 信用取引って?
  • 資金が少ないけど投資/トレードを始めたい
  • 株式投資/トレードで稼ぐ方法
  • 手法を考える材料がほしい
  • 手法にあった証券会社を探している

まず信用取引について解説します。
どういった仕組みなのか・どう利用すればよいのか明確にすることができます。

次にコストについて説明していきます。
現物取引よりも安くできるので利用しない手はないでしょう。

最後に信用取引を始める上で必要なものを説明します。

信用取引について

信用取引について

自分のお金で株を買って売るのが「現物取引」です。

一方「信用取引」は現金、株を借りて投資/トレードを行うものです!

信用取引の売買

【買い】

信用取引で買うときは証券会社からお金を借りて株を買うことになります。
現物取引と同様に株価の上昇を狙うときに行います。


【売り】

売るときは証券会社から株を借りて売ることになります。
先に高く売っておいて、あとで安く買って稼ぐ方法です。
つまり株価の下落を狙うときに行います。

信用取引はこのように売りから始めることができるのが大きな特徴です。
これを「空売り」と呼ばれています。

現物取引では株価の上昇しか狙えないけど、信用取引では上昇も下落も狙うことができるようになります!

その他の特徴についても説明していきます。

特徴

信用取引の特徴はこのようにまとめられます。

信用取引の特徴
  • 空売りができる
  • 資金が少なくても投資/トレードができる
  • コストが低い
  • いくら使える(委託保証金率)
  • いくら必要(委託保証金維持率)

信用取引は資金の約3倍を取引することができます!
つまり50万円を証券会社の口座に入金しておけば、約150万円分の取引ができるようになります。

レバレッジというやつですね!

資金を3倍にできるということはリスクも増えて恐いなぁ〜

もちろんレバレッジをかけるとリスクは増えますが、レバレッジをかけずに信用取引することも可能です。

つまり「取引できる量が増える」だけと考えたらいいのです!
さらに、短期間の取引であれば現物取引よりも手数料などのコストを抑えることができます。

コストについては後ほど説明します。

また信用取引には保証金(証券口座にいれておく必要がある金額)が必要です。
その割合を「委託保証金率」と呼びます。

委託保証金率は証券会社によって異なりますが、最低でも30%以上であることが決められています。
※割合に関係なく最低でも30万円が必要になります

委託保証金率の例

委託保証金率が30%で200万円の取引する場合

保証金:200万 × 30% = 60万円

→証券口座に60万円いれておく必要があります!

また信用取引で売り買いしてお金、株を借りている間は最低限、もっておかなければいけない金額があります。
その最低額を算出するのに「委託保証金維持率」を使用します。

株価が動き、委託保証金維持率を下回ると委託保証金を追加で入金しなければいけません。
これは「追証」と呼ばれています。

委託保証金維持率はどの証券会社も20%25%です。

委託保証金維持率の例

200万円分のポジションを保有している場合(委託保証金維持率が20%)

最低保持金額:200万 × 20% = 40万円

→証券口座が40万円以下になったら入金が必要!

注意点

信用取引は現物取引と違い、注意する点が3つあります。

信用取引の注意点
  • 最低30万円必要
  • 長期保有ができない
  • 配当金、株主優をもらうことができない

信用取引の場合、最大で6ヶ月以内にお金、株を返却する必要があります!
※一般信用取引という精度では6ヶ月以上保有することが可能です

また現物取引ではもらえる配当金・株主優待をもらうことができません。
ただし、配当落調整額はもらえる場合があります。

配当落調整額
  • 買っていた場合は配当金相当分を受け取れる
  • 売っていた場合は配当金相当分を支払う

そのため長期での投資/トレードには向いていません。

信用取引のコスト

信用取引のコスト

信用取引では手数料の他にいくつかコストがかかります。

コスト面で他の証券会社より圧倒的にお得な『SBI証券』と『松井証券』を例に紹介していきます。

コスト

手数料

信用取引も現物取引同様に手数料は発生します。
しかし、現物取引よりも安いことが多いです!

SBI証券の場合3000万円以上は無料です。
さらに「日計り取引」の場合は金額に関係なく手数料が無料になります!

松井証券は2020/12/21から1日の合計が50万円以下の分は手数料無料になります!

どちらも他の証券会社と比べて圧倒的に安いので投資/トレードの際は利用ください。

管理費

1ヶ月以上、お金・株を借りた(ポジションの保有)場合、管理費用を証券会社に支払う必要があります。

SBI証券松井証券も1ヶ月ごとに1株あたり0.11円ですが、SBI証券はこのようになっています。

SBI証券の管理費
  • 上限は1100円
  • 下限は100円

下限があるので注意してください。

権利処理手数料(名義書換料)

決算、中間決算をはさんで借りていると発生するコストです。

名義書換料
  • SBI証券:売買単位あたり55円
  • 松井証券:建株数×50円÷当該銘柄の1単元の株式数

決算や中間決算の間に保有していなければ発生しないものになります。

買方金利

信用取引で買った場合に発生する金利です。
※売るときは発生しません

これは年間の金利です。

買方金利の計算例

SBI証券で50万円分信用取引で買って7日後に売った場合

50万円 × 1.8% × (7 ÷ 365) = 172.6円

貸株料

信用取引で売る場合に発生する金利です。
※買うときは発生しません

これも買方金利と同様年間の金利になるので、日数計算する必要があります。

用意しておいたほうがよいもの

SBI証券松井証券も口座に30万円入金していれば信用取引を始めることができます!

しかし、損すると最低保証金を下回り、30万円になるよう入金するまで取引ができなくなります!

そのため、最低でも40万円は入金しておき、余裕を持たせるようにしましょう!

信用取引は現物取引よりメリットが多いので是非ご利用ください。

最後に

信用取引を行えば少ない資金でも株式投資/トレードができるようになります。

手法によっては手数料などのコストも抑えることができます。
短期的(デイトレードなど)な手法の場合は現物取引よりもコストを抑えることができるので是非利用してください。

毎日、独自で開発したAIで予測した株価を配信しているのでよかったらご覧になってください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!!

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