ぼくは新卒で中小企業に就職して、5年後に渋谷にある大企業に転職しました。
大企業、中小企業どちらも経験したことから、それぞれの就職するメリット・デメリットを紹介します。
以下に当てはまる項目がある方は後悔しないためにも、是非参考にしてください。
- 転職したいけど、方向性が定まらない
- 大企業/中小企業どちらが向いているのかわからない
- 将来に不安があるけど、なにをしたらよいかわからない
- なんとなく毎日を過ごしている
結論からいうと、これからは中小企業に就職・転職することをオススメします!
今後は企業にしがみついていく生き方が不安定になるため、自分個人としてのスキルが重要になってきます。
この記事では、これからの時代に合わせて安定な生活を送ることにフォーカスして、紹介していきます。
大企業と中小企業では身につくスキルが違うので、自分の状況に合わせて選択してください。
まずは大企業へ就職、転職することのメリット・デメリットを紹介します。
学びたいことがあれば、大企業で勤めることもアリだと思っています。
次に中業企業で勤めることのメリット・デメリットを紹介します。
最後に転職の方向性が定まらない方向けにオススメのサービスを紹介ます。
大企業で勤める
大企業で働くことに憧れを持っている方もいるかもしれません。
ひと昔前は大企業で働くことが人生の目標みたいになっている方も多かったでしょう。
現代における大企業に勤めることのメリット・デメリットを説明します。
大企業のメリット
大企業に勤めると以下のメリットがあります。
- 社会について学べる
- 福利厚生がよい
- 自分の時間を作りやすい
- 鼻が高い
- 働きやすい
それぞれについて解説していきます。
社会について学べる
ぼくは渋谷にある大企業で正社員として勤めていました。
そこで最初に思ったのが「これがサラリーマンなのかぁ」ということでした。
中小企業に勤めていたときとは違い、いろいろなルールがあり、きっちり働く。
やりたくないことに文句も言わずに当たり前のようにに対応する。
また関わる人が多いことから、徐々に周りの人の考え方や社会の動きなどが見えるようになってきました。
もし、大きな業績をあげている企業がどう動いて、従業員はどういう考えの元で生活しているのか知りたい場合は大企業がオススメです。
福利厚生がよい
大企業は世間からの見え方や離職率をさげたいこともあり、福利厚生などの社内制度も整っています。
このあたりは、ちょっと友人に自慢できたりしますw
「俺の会社〇〇が自由に使えるからね!」みたいな感じです(ダサい、、、)。
ちょっと意外だったのが、よく見られたいのか理由はわからないが、全く利用しない人も多かったことです。
年配のほうが、その傾向がある気がしました。
予想ですが、見え方などを気にされているのかもしれません。
自分の時間を作りやすい
ぼくはこれが大企業に勤めるもっとも大きなメリットだと感じています!
ルールがしっかりしているからこそ、やることをやっていたら問題ありません。
自分でやることを調整できたら、定時で帰ることも簡単ですし、自分の時間を作るための調整が簡単です。
自分のやることを、なるべく早く片付けて、自己投資の時間をつくってスキルを上げていくことで、これからの時代も安定した生活を送れるでしょう。
鼻が高い
ちょっとダサい書き方になりますが、軽く自慢することができます。
ぼくの場合、パパ友やママ友ができたとき、仕事内容を伝えるのではなく、会社名を言ったら理解してもらえるので、ちょっと誇らしかったりします(無意味ですが、、、)。
意外とよかった点として、副業など、個人でなにかやろうとしたときに、関係者から少しだけ信頼されやすくなった気がします。
もちろん個人の力量が重要ですが、前提として「〇〇で働いていたなら基本は大丈夫だろう」といった具合です。
働きやすい
ルールがしっかりしているだけに、極論いうとルール通りに動いていれば問題ありません。
つまり面倒なことはありますが、慣れさえすれば、働き続けやすい環境は作っていけます。
しかし、これを理由に大企業に勤めることはオススメしません!
数年間くらいは問題ないかもしれませんが、スキルが身につかない可能性が高く、年を重ねるごとに社会の中の居場所がなくなっていきます。。。
大企業のデメリット
大企業はサラリーマンでいる上では比較的、安定しやすいといえるでしょう。
しかし安定しているがゆえに、デメリットもあります。
- 本当に必要なスキルが身につきにくい
- 個人としての人間関係が築きにくい
- 努力を間違える可能性がある
それぞれについて解説してきます。
本当に必要なスキルが身につきにくい
大企業はある程度ルールが定まっているからこそ、運用がまわり、成果をあげることができます。
逆にいうと、その企業でしか活きない活動も多く、他では活かすことがムズカシイこともあります。
もちろん身につくスキルもたくさんありますが、中小企業に勤めた場合と比較すると、転職や個人として活かせるスキルを学ぶ機会は少ないです。
終業後にスキルアップするための時間を作りたい場合は大企業のほうがよいですが、業務内でスキルを身につけたい場合はあまりオススメできません。
個人としての人間関係が築きにくい
これは人によって差がある項目になりますが、大企業は裁量権が少ない時期が長いです。
そのため、お客さんとの関わり方も都度上司への確認が必要で自由がきかないこともあります。
会社の一員としてお客さんと関わる機会は多いですが、自分個人として見られる機会は少ない印象です。
また社内の人間関係についても、中小企業に勤めていたころより関わる人は多いですが、あくまで職場の人間と意識が強く、個人として関わりづらいです。
もちろん、どんな環境でも積極的に関わっていけば個人として関係を構築していくことができます!
この要素で決定せず、頭の片隅にいくとよいと思います。
努力を間違える可能性がある
もっとも伝えたいデメリットです。
それは自分のスキルを高めていくことを目的のするのではなく、社内で昇進していくことを目的とする場合です。
昇進すること自体が悪いということではないですが、あくまでスキルが身について評価された上で昇進していくことが大事です。
最悪なケースは業務内容のスキルを身につけず、社内の人との関わるスキルばかり身につけているケースです。
社内ルールに詳しく、適度な人間関係を構築していくことで、中身が伴っていない昇進をしていくことはできるでしょう。
このような働き方を続けてしまうと、考え方に柔軟性がなくなり、会社にとって必要な人材でなくなっていく危険性があります。
中小企業で勤める
とくに考えがなく、転職しようとしている場合は中小企業をオススメしています。
個人の権限が大きく、どこでも活かせるスキルを身につけることができる機会が多いからです。
しかし、中小企業にもデメリットはあります。
これからは中小企業で勤めた場合のメリット・デメリットを説明します。
中小企業のメリット
メリットは以下があります。
- スキルが身に付く
- 意味のある人間関係が築ける
メリット自体は少ないですが、どちらも働く上で重要なポイントです!
それぞれについて解説します。
スキルが身に付く
中小企業の場合は比較的に一人の裁量権が大きく、いろいろなことに取り組むことができます。
大変かもしれませんが、その分自分のスキルを磨くことができます。
スキルを身につけてることができたら、よりよい職場を見つけたとき、転職が容易になります。
また、スキルを活かして個人でなにか始めることもできるでしょう!
スキルをつけることができたら、会社がどんな状況になっても個人で安定した生活を送ることができます。
意味のある人間関係が築ける
比較的、個人で活動することのできる範囲が大きいため、会社の一員としてみられず、一個人として見てもらえる機会が多いです。
これは社内、社外問わず、関わる人すべて可能性があります。
個人として付き合うことのできる関係は、仕事に関わらず一生の資産になります。
もちろん、中小企業に勤めたら必ずよい人間関係が築けるということはありません。
チャンスを増やすことができるので、なにか人間関係を築きたい場合は転職材料の1つにしてください。
中小企業のデメリット
まとめると以下のデメリットがあります。
- 評価があいまい
- ルールがあいまい
- 残業が多い
それぞれ紹介していきます。
評価があいまい
ちゃんとした規程があるところが多いでしょうが、中には評価基準が不明確な場合もあります。
ヒドいケースでは、主観で評価されることもあります。
ちょっと腹が立つかもしれませんが、スキルを身につけることを目的としていたら、大したことはないと思います。
なにが重要か明確にしておきましょう。
ルールがあいまい
仕事の進め方や社内規程などのルールがしっかり固まっていないケースがあります。
何をどうしたらよいのか、わからない状況になるかもしれません。
しかし、そういうときこそ、スキルを身につけることができるチャンスだと考え、周りを巻き込んでいきましょう!
「自分がルールを決める!」くらいに思っていたらよいでしょう。
残業が多い
業界や業種、さらには会社にもよりますが、広い範囲の仕事をまかされる機会が多く、残業ばかりの生活になる可能性があります。
中小企業でも残業が少ない会社は多くありますが、大企業と比べると残業は多くなりやすいです。
これが中小企業に勤める上での1番のデメリットだと考えています。
もちろんスキルを身につけることはできますが、プライベートな時間がなければ、自己投資の時間が少なくなります。
最悪のケースではメンタルがやられてしまうこともあります。
自分のライフスタイルに合わせて企業は選びましょう。
転職の方向性が定まらない方向け
若いうちの転職の場合、大企業にしたらよいのか、中小企業にしたほうがよいのか、さらには業界・業種で迷っている方も多いと思います。
その状況で転職エージェントに登録しても、同じ業界・業種を進められるだけで、転職を繰り返すことになりかねません。
そうならないためにも、転職サイトや転職エージェントだけでは解決仕切れない、キャリアの軸や強みを明確することからサポートしてくれる『ゲキサポ!転職』という転職トレーニングサービスを紹介します。
自分自身の転職軸をトレーナーと整理し、転職市場で評価される履歴書、職務経歴書の指導から、面接対策までしっかりとトレーニングしてくれます!
無料で相談することが可能なので、転職について悩んでいる方は相談してみることをオススメします。
転職について悩んでいる方は『【悩みごとの転職方法】悩みや状況にあわせた転職方法|最適な方法をとれば成功する』を参考にしてください。
最後に
これからは業績のよい企業に就職してしがみついていくことよりも、自分のスキルを高めていき、市場価値をあげることの方が重要になってきます。
もし勤めている企業でスキルがつかず、将来に不安を感じるなら多少のリスクをとっても転職することをオススメします。
そもそも、勤めていることがリスクになっている可能性が高いからです!
最初は大変、かつ嫌なことかもしれませんが、自分の置かれている環境を見つめ直してみてください。
厳しい言い方になりますが、目を背け続けることもできます。
しかし、豊かな生活を送るためには、どこかで現実と向き合う必要があります。
いつからでも遅くないので、しっかりと歩める方向を見つけていきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!!
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